金プラチナ買取は大阪をはじめとする関西でよく見かける看板であり、そういった店が多いということは需要があるということです。自宅で使わないまま眠っている金、プラチナを売りに出たり、あるいは取り急ぎお金が必要になった際にそれらを売りに出したいと思ったりした際にお世話になります。最近では時々CMで見かけることもあるでしょう。さて、実際に利用するとなると、出来る限り高く売りたいと考えるのは自然なことですね。

高く売りたいと考えるならば、金やプラチナを売る際には質屋やリサイクルショップは避けるようにしましょう。店によってはこの店でも金、プラチナなどの買取を掲げている店はあります。しかしその内容は顧客にとってはちょっと避けたいものになっています。何故かといえば、買取価格が安いためです。

質屋やリサイクルショップで買い取りされたそれらは、そのまま店舗で再度販売されることはほとんどありません。ではどこへ行くのかというと、貴金属買い取り専門店、地金屋へと売られ、その差額として大量のマージンが取られるようです。そのまま売ってしまえば、得られたその差額が失われます。そしてマージンによって相場よりかなり安く買い叩かれる可能性が高いです。となると顧客にとっては、ほとんど得はないというのがわかります。質屋やリサイクルショップが金プラチナの買取を掲げる理由は、そのまま買い取り専門店、地金屋に売ることで利益を得るためです。店にとっては得であり、顧客にとっては損、という立場がはっきりとしています。

店選びも需要ですが、高く売るならば金１ｇに対しての買取価格を比較し、複数の店で買取査定を依頼することです。同時に金の相場にも注目することで、より高く売れます。相場に関しては前もって調べることで把握することが出来ます。それと同じように、１ｇあたりの買取価格を、相場情報とともに公開している店があります。それはウェブのホームページで確認することが出来るので、査定を依頼したい店について調べてみましょう。

また価格は査定を行う鑑定士の力量にもかかってきます。鑑定士がどれだけ金、プラチナ、そしてアクセサリーやジュエリーなどに対する知識を有しているかもポイントになります。それによって鑑定額が違ってきます。鑑定士がいない店ならば、査定はマニュアルに頼ってしまいます。そうなると、詳しく調べることはせず、量、相場だけで価格を決めてしまいます。あるいは本部に写真を送って結果待ちをすることもあります。それでは製品としての価値をあまり考慮していない結果が出てしまうことがあるので、鑑定士についても意識を向けてみましょう。